日記
勉強会に参加してきました
先日、横浜市港南区で行われた勉強会に参加してきました。
この勉強会にはもう何年も参加させていただいているのですが、
本当に多職種の方々が参加しています。
その中で鍼灸マッサージの人は数人のみ。
もう少し同業種の参加人数が増えると
訪問マッサージのイメージも
良くなるのになと感じました。
今回の勉強会では2035年問題、
10年で多職種ができることというテーマで講義していただきました。
2035年問題とは、団塊の世代(1947年)の高齢化が進み、
日本全体の人口の三分の一を高齢者が
占めるようになるという未来の事です。
その事により医療、介護現場での人材不足や
医療費のひっ迫などの問題ができます。
【フレイル】と呼ばれる病気ではないけれど、
年齢と共に筋力や心身の活力が低下し、
介護が必要になりやすい健康と要介護の間の
虚弱な状態が増えていく中で
介護予防の動きが高まっています。
今回の勉強会では6人ほどのグループを作って、
現場で実際の利用者のエコマップを作り、
よりよい介護サポートをしていくために
それぞれの職種の視点から知恵を出して
話し合いましょうという内容でした。
私のグループには
医師、薬剤師、ケアマネジャー、
介護用具専門相談員の方がいらっしゃいました。
それぞれの観点から意見があり、
とても有意義は話し合いができたと思います。
講師の先生が、
「いろんな職種の方の専門職あるあるを聞くことで、
自分は何を知らないのか気付くきっかけになる。
多職種の知恵という地域資源がたくさん眠っているのだ」と
おっしゃっていました。
知恵は宝です。その知恵を使って医療や介護が良くなると考えたら
こういう勉強会に参加して、少しでも役に立つのなら
自分の知恵を発信した方がいいと感じた一日でした。
普段は1人で訪問に回っている分、
勉強会はとても刺激になるし勉強になります。
これからも参加していこうと思います。
また内容を発信していきますのでお楽しみに。
おぎのさわ